恋がしたい恋がしたい恋がしたい



出会い系って何だ・・・!


2004年、私の同志、女ロンリーウルフたちがドンドン追撃された。
その魔の手は、全て『出会い系』。

『出会い系メールで意気投合して写メ交換したら結構タイプでさー会ってみたら・・』

『出会い系チャットでめっちゃ盛り上がって、飲みに行くことになってさ・・』



どうしちゃったの・・?
「男なんて、男なんか」を合い言葉にやってきた私たちじゃない?
肩組んで、ずっと一緒にいようと誓いあった。
30になったらみんなですげー豪華なマンション買おうって・・。

そう言いながらも、誰もが誰もを出し抜こうと必死に出会いを求めてた2004年。
女同士のクリスマスパーティー、プレゼント交換、笑顔の裏で、誰もが「こいつらと一緒にいたら駄目だ」って、心の中で思ってたことも知ってる。

そうして2005年。
蓋を開けたら、みんな彼氏持ち。
あたし、ひとり、なしのつぶて。


あたしたちに男がいないのは、ブスだとかチャンスがないとかを乗り越えた、もっと根の深い・・そう「宿命」みたいなもんじゃないかって、

思ってたのは・・・あたしだけ・・?



「今年のクリパはどこでやる?」

って聞いた時の、あのみんなの間!・・思い出したくない・・!

「今年のクリパはどこでやる?」←これを何の疑いもなく素直に聞いてしまった私、消してしまいたい・・!

「えっとー・・」
とか視線を交差させる、ちょっと戸惑って、その実、すげー誇らしげなあいつらの顔!思い出したくない!

「今年はちょっと早めにやらない?23日くらいに」

って絞り出された苦渋の妥協案、聞きたくない!

そもそもイヴに予定がないからみんなでパーティしようっつー意義はどこに行っちゃったんだよ。

みんな・・・汚れちまった・・・



「ハイネもさーいつまでも漫画みたいな出会いを求めてないで、出会い系で探してみなよ」

「そうだよ、案外さ、ああいう中に掘り出し物もいるかもよー」

って、とんだ先輩面!


やだよ、やだよ、やだよ、私が求めてる出会いってのはそういうんじゃないんだよ、もっとナチュラルかつ運命的で、そしてロマンスがあって、しかもそれが全部偶然の日常とハプニングの中で織りなされていくたった一つの物語・・・よし、登録OK。


出会い系で出会いを募集してみました加藤はいねです。カツカツです。



しかし、あれから一週間。
散々出会ってみましたが(メールで)、あれですね、ルールみたいなもんがあるんですかね、この世界には。

これも一種の、日本特有の四季の挨拶なんかなんですかね。



なんつーか、自称芸能人似の多いこと多いこと、モノマネ王座並ですよ。

玉木宏似とかほんとどの面下げて言ってるんだか母親の顔からまず見たい。
ほんとね、尋常じゃなく多いんですよ、玉木宏似。

なんつーかね、私なんて実世界の街角とか歩くわけなんだけども、その辺ですれ違う玉木宏似の配合と、出会い系内における玉木宏似の配分量がね、あきらかに違うんですよ。

増量割り増し特盛りもいいとこなんですよ。

むしろ玉木宏似は何らかのDNAの働きによって出会い系をやらざるを得ない宿命を背負わされてるしか思えない人口密度なんですよ。


いや、もう、明らかに疑ってます。

100歩ね、100歩譲って玉木似でも相葉似でも妻夫木似でもいいんです。
それをね、出会い系の場において、イケシャアシャアと発表する根性にどうにも疑問を持つんですよね。

私だってね、たまに鏡をね、しつこいくらい執拗に見たりしてね、もう鏡の方がウンザリしてくるくらいにね、見るわけ。

私はね、まだ諦めてねぇーの。
たとえ世間の男どもがサジを投げちゃったとしてもね、私はね捨てきれないわけ。
自分の中の松嶋菜々子の可能性を。

そうするとね、たまーにね、発掘しちゃうわけ。
私の顔面上に散りばめられた可能性を。
山田優を。浜崎あゆみを。たまに泉ピン子を。

でもね、言わない。
竹内結子似だなんて、言わない。
だってね、似てるとこは点で上げなくちゃいけないから。

で、話は戻りまして。

玉木宏なんて明らかにカッコイイじゃないですか、今どきのでしょ?
ったく、日本のワビサビどこいったんですか。

そんなことは自分の内に秘めておけって思ってしまうんです、男子たるもの。
その判断は、私がするからって、落ち着けって。って。


それはそうと、そんな中で「小判に似てます」って人がいて、それはもう魅力的でした。
だって「小判」ですよ?
昔のお金でしょ?
ザクザクとか形容詞のつくアレでしょ?
なんつーかすげぇ興味を持ってしまって食いついたんですけど、写メにて、ほんとうに嘘偽り無く小判に似てたので、今回はあの・・私には・・勿体ない人だな・・て・・・。




あとは、もうね、みんながみんな、惜しげもなく文章の最後に付けてくれる一言なんですけど、

「オタク、キモイ系じゃないよ」とか。

だからー、その判断はとりあえず私に任せろって。

つーかね、オタクだとかキモイとかってのはそもそも自分で判断ができない事柄で、そのジャッチは大抵赤の他人にすれ違いざま無情にも下されるもんなんだよ。

そんな常識も知らずに、そういう発言を軽々しくしてしまう自体が寧ろオタクキモイ系と肩を並べつつあるよ。
って、私の友達が言ってました。(好感度あるなら死守)


あと「よく”かっこいいね””彼女いそうだね”って言われます」っていう、必死の自己弁護。
涙出るっつーの。
どんなキメゼリフ気取りだっつーの。
「彼女いそうだね」って言われてる時点で彼女がいないことがバレてることに、そろそろ気が付いたほうがいい。


そして自分の性格を説明する時の常套句
「性格はやさしいほうかな」
だーかーらー!
これを自分で言っちゃえるその傍若無人っぷりに天晴れ。

自分をね、「優しい」って実感しちゃってる人ほど、この世で私が疑う人はいないっつーの。
自分のことは自分が一番わかるから、自分を優しいって思うのって、すげー難しいことなんだっつーの。
その藁をもすがって繰り出した「やさしい」ってのは「優しい」じゃなくて多分「易しい」だから。
って、これまた友達が言ってました。なだめておきました。



あとね『服は何系?』って質問、男の子大好きですね。

『もっぱら、草』

『へーワイルドだね(^_^)』

          ↑
ぜってぇーこんな顔してねぇー!

『顔とか、誰かに似てるって言われる?』

『あー魚に似てる』

『ハイネちゃんっておもしろいね(^_^;)』

                ↑
               でたー

『どこに住んでんの?』

『森』

『俺、新宿なんだけど、電車で来れる?』





そして、噛み合わない男女の会話は夜更けまで続く。


つまりね、私が何を言いたいかって、


そのくらい必死っつーこと。
私も、彼ら(玉木似)も。

  2005年01月06日  

出会い系 広島



広島に行ったっきり、連絡の取れない女がいる。


「すぐに帰る」なんて鬼ヶ島に行くようなノリで行ったっきり、ちっとも戻る気配がない。


こないだ連絡すると

『今、姪と遊んでる』

って返事したっきり交信が途絶えた。ぷつり。



あ、結構なごんでるっつーか・・あれ?





彼女との間にできた数百キロの距離は、私にとっては地球儀みたいなもんで、この人差し指でもって、くるくるーって回せる気がしてた。


あいつんとこで大暴れした台風6号は、物凄い早さで東京を駆け抜けるし、桜も咲くし、雪だって・・


でも彼女は桜が咲いても、雪が降っても、戻ってこなかったし、広島で姪を高い高いしつづける。




一体、彼女に何が・・。


それほどまでに彼女を縛り続ける広島に何が・・。





そんな時、私はある情報をキャッチしました。



飲み会で広島出身の子と話してた時、恋人がいると言うので「どこで出会ったのー?」と聞いたら、衝撃の返答。








ところでね、私はよく、ピンヒールを履くんだけど、(あ、しつこい?)


もうね、すっごい確率でマンホールのちっちゃい穴に挟まるの。


小学校の頃、すげーけん玉の巧いクラスメートとかいて、「すげー!」とか思ってたけど、たいしてすごくないのかもって思うほど、マンホールに履いてる靴がはまるの。

マンホールに填めるために計算して作ったんじゃないかと疑うほど、ぴったりとはまって、抜けなくて新宿の真ん中で罠にかかった獣みたいになってるのは、6:4で私です。



ま、私の日常でマンホールの存在を意識するって言ったらその程度。

東京で言ったら所詮、マンホールはマンホール。




ところがどっこい、うって変わって広島の子。



『へぇー彼氏いるんだー。つーか、どこで出会ったの?』


『マンホールの中ですぅ』









ええ、もちろん聞き返しましたよ。

それはダンスホールとかの一種ですかって聞き返しましたとも。



でも、ご存知お馴染みのマンホールでした。


もうカルチャーショックっていうか、ある意味、革命でした。


あたしのピンヒールが挟まって、しかも抜けなくて、
1人赤面しつつ、誰にも助けてもらえなくて、
世界の中心で愛を叫ぶよりの森山よりも「誰か助けて下さい!」って思ってるこのあたしの、

このあたしのまさに下で、運命の出会いが・・?







『ちょっと、そこの出会いんとこ、もっとくわしく聞かせて?』


『えー別に普通ですよぉ』


『いや、全然普通じゃないから、斬新だから』


『えっとーなんか落ち込んで、マンホールの中はいったんですよぉ』





え――――――――――――――っ!






『そしたら、先にもう入ってる人がいてぇ』





え――――――――――――――っ!





『なんか意気投合してホテルにぃ』




え――――――――――――――っ!


(いきなりフツ―――――――――っ!)




そっそれって、ちょっとしたマリオブラザーズじゃないですか?!


『広島では、それって普通なの?だってマンホールでしょ?
(つーかあれって入っていいもんなの?生きて帰ってこれるの?)』


『えーあたしだってまさか大通りとかのは入りませんよ、そんな!家の前の道とかのに、たまに。え?加藤さんそういうのしないんですか?』












広島に行ったっきり連絡の取れない女に告ぐ。


至急、そのことについて事実を解明したいので、
連絡待ってます。




マンホール出会い

  2004年06月22日  





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